今日、本屋に行ったら、メガネを外したビル・エバンス、右目に眼帯、左の鼻の穴に鼻血の滲んだ白いティシューペーパーを詰めた似顔絵が本の装丁に使われていた、ゾンビーズ2「フライ・ダディ・フライ」という本だった。ざざっと、流して見たが、Bill Evansとは何の縁もゆかりもない中身だった。オリジナルの写真は、Portrait in Jazzから。
 Bill Evansファンとしては
、「装丁者、ふざけるな!」という一言。エバンスのビアノ聞いたことがある人だったらあんな使い方はしないだろう。心無い似顔絵、中身の無い似顔絵・・・こんな本買いません。
25年振りに描いて見たけど、Bill EvansはBrilliantだ!

25年前に青いボールペンで描いた
Evans 、ホントはこのとなりに
泰ちゃんも並べて描いていたのだ。







 ずいぶん昔に描いた上田正樹。
 ホー・ミー・タイト・オーサーカァ・ベイ・ブルース ♪
 おれのことすーきかー、あんたー、きくぅーけどー ♪

 この曲が気に入ってシングル・レコードを桜新町
のサンクスで買った。
 コンビニという言葉もまだなじみがなかったが、
レコードがレコード屋行かなくても買えるって便利
だなと思った。

 あれから20年、レコード屋という言葉自体なくなった。

 当時は若かったので、「悲しい色やね」カラオケで
十八番にしていた。
 でも、もうこの歌は歌えない。
悲しさが少しはわかったから・・・・、
悲しみが多すぎるから・・・・、
いえ、いえ、もう歌える顔でないねー。
 上田正樹は今もこの歌を歌う。もっと渋くなって。

  
 25年前の正月開けに、ラリー・カールトンをTちゃんたちと見に行った。ROOM335とか、派手なギター・パフォーマンス、バイオリン奏法など華麗で卓越したテクニックで若いあたしらを魅了してくれました。
 ラリーから入ってクルセイターズのLPどんどん聞き込んでいきました。一時、ソロになったジョー・サンプルも、よく聴いていましたが、今は・・・。
 ラリー・カールトン、後年、ピストル強盗に遭遇して負傷したとか、たいへんな苦労したようで容貌もだいぶ変わったが、逆にフュージョン系からJazzの世界へぐぐっと近づいてきたようで、今また気に入ってCD聞いてます。
 お褒めの言葉をいただいたので、うれしくなって久しぶりに描いてみた。なかなかJacoのいたずらっぽい目が決まらない。似ているようで似ていない絵を描いてしまった。何かがちがう。やっぱりCDのライナー・ノーツではいい似顔絵はできないと開き直るあたし。いいペンと表情のクリアに出ている写真がないとむずかしい。ということで描き直し。
 
 さて、http://www.jacop.net/HomePage.htmlというJacoの前の奥さんと息子さん達が作ったhomepageがありました。家族とのとてもいい表情の写真がありました。
 1982年の秋にclinical bi-polar condition(躁鬱病)と診断され、その後の経過も記述してありました。
 しかし、家族や友人達との沢山の写真がJacoの人柄を物語っていました。
 ポイントしはやはり目の表情。少しは似てきたかなー・・・。いまの腕では極細サインペンでは修正できないので、悲しい鉛筆描き。
 うーん、でももうしばらくは、修行というかトレーニングが必要ですなぁ。いい万年筆も欲しいですなァ。
 「はぁ?勝手にやってろって。」

眉毛つながりというか、つながり眉毛のデービット・
サンボーン、御茶ノ水手のDISKROADまで
行って買ってきた日の日記。
何を考えていたのだか・・・・。
でもちっとも変わっていない。
もちろん自分の本質。
大学時代の日記帳に、コルトレーン没後10周年という
ことについて書き込んでいた。私がJazzにのめりこんだ
のは、コルトレーン・カルテットのマッコイ・タイナー
のトライデントというタイトルのアルバムをオバラさん
で買ってのが始まり。以後、Impulseのcoltraneのアルバ
ムは全部揃えた。もうそのレコードを聴くためのプレイ
ヤーも針もない。
 いずれにしても、 
Giant steps!
アート・ペッパー 彼のアルト・サックスが好きだった。
年取ってからの、枯れたような哀愁のブール・ボッサが。
レコードはいっぱい残っているが、プレーヤーもレコード
針もないので、聞けないのが残念
皆が好きなジャズ・ピアニスト。ビル・エバンス。
またまた、困ったときのBill Evans。


私が大学4年のときの9月16日に亡くなったのでした。
Sunday at the Village Vanguardのアルバムから、
Kind of Blue のアルバムから、
なにから、取ったか忘れちゃったが、Bill Evans
Kind of Blueのマイルス
ギターリストで今も第一線でずっと活躍
しているパット・メセニーでも、髪は真
っ白になりましたね。

 LPからCD、そしてDVDに変わって
も、私、聴かせてもらってますから。
泰ちゃんの好きだったタル。彼の部屋のJBL
で初めて聴かせてもらった時の驚きと感動。
軽いけど重い音。ズシンとくるような骨太のジャズ・ギター
ソニー・ロリンズ、東京芝浦の郵便年金会館にカズキと
フルノと見に行った。帰りのタクシーで余韻の足踏みリ
ズムで運ちゃんに怒られた。

当時、彼は新進気鋭のJazz Guitarist だった。
親父さんのジミー・レイニーとの競演も良かった。
デイブ・グルーシン。ナベ・サダとよくコンボ
してたよね。
ナベ・サダ。甘くて、渋い!
ナベサタ。当時は資生堂のCM
にも出ていた。草刈正夫とCM
競演してた。

ふつうは、Maiden Voyageから入る
らしいが、私はポップになってボコ
ーダを使ったころのハービー・ハン
コックが好きだった。
シュガー・ローフイクスプレスとか、
70年代後半はフュージョン系ギター
といったらリーリトナーだった。
最近、寺井尚子のアルバムで出ていた。
渡辺香津美。今は、教育テレビでギター
の講師もやっているようだ。
かっこよかったねー。
いまも、このおしゃれな雰囲気、変わらない。
辺香津美。水墨画のような和のイメージの
マーメイド・ブルバードというアルバム。
「To Chi Ka」というアルバムから。
当時は、YMOとかもはやっていて、
「東京がんじがらめ」というアルバム
とか、面白いタイトルが続いてた。
日野てるまさ、実物はみたことないけ
ど、よくテレビにも出ていた。
 サントリーのCMにも。
弟の元彦さん、とってもいいひとで、
六本木の「Body&Soul」のラ
イブ見に行ってたとき、演奏終わって
ライブの録音の止めるの忘れてたら、
「あっ、まだテープ回ってるよって。」
教えてくれました。元彦さんガンで亡
くなる前の家族たちとの演奏、テレビで
やってた。悲しかったけど、凄かった。


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