けむぼーの似顔絵どんぶり図説


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佐々木喜善
佐々木喜善遠野の土淵あたりを通ると伝承園というちょっとひっつみでも食って行こうか
という観光施設がありそのなかに佐々木喜善記念館があるのでした。
遠野物語といえば柳田國男ということになるのですが、もともと佐々木喜善が語った話を
もとに著したのが遠野物語ということを初めて知ったのは若いころ伝承園
のそばとひっつみとの遭遇でした。
今でも北海道から花巻空港に降り立って、空港レンタカーを借りて宮古へ帰るとき、
ときどき立ち寄ってひっつみをいただき、
一服した後で伝承園の奥へ入って記念館やおしら様を見て帰ります。
遠野のことばのイントネーションは宮古のそれと実に近いような気がして、
語り部のテープやCDも私のコレクションになっています。
石川啄木
石川啄木「十五のこころ:不来方のお城の草に寝ころびて空に吸われし十五の心」
この歌を知ったのは、銘菓のTVコマーシャル
子供のころよく昼過ぎの時間帯の地元枠のCMに流れていました。
北海道に来てから、この人の足跡に遭遇します。阿寒湖、函館
そう釧路港や札幌大通り公園にも銅像や歌碑があります。
短歌の世界はよく知らないので申し訳ないのですが、
ときどき歌の一節が浮かぶのでした

「東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて 蟹とたはむる. 」
「たはむれに母を背負いてそのあまり軽きに泣きて三歩あゆまず」

「働けど 働けど わがくらし楽にならざりじっと手を見る」
「ふるさとの訛りなつかし停車場にの人ごみの中にそを聴きにゆく」

「ふるさとの山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山にはありがたきかな

宮澤賢治
 
やっぱり岩手の偉人といったら僕には賢治さんです。
昔、就職試験を受けた時に尊敬する人は誰と聞かれて、
思わずこの人の名前を出しました。
グスコーブドリの伝記のように人々に役立つような仕事を
したいと思っておりますなどと・・・厚顔にもほどがある(笑)。
でも彼のようにはなれないけれども、心のどこかにそんな気持ちは
まだ残っています。
厚かましいですが、けん十公園林のように、
なにか自分の見たもの描いたものが
残せればとも思います。


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つづく
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